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    外出・旅行

    外出の際のには、常に緊急時の対応に備えて装具一式を持ち歩く習慣をつけましょう。持ち歩く装具一式は、装具1枚、不透明なビニール袋、アルコールの入っていない濡れテッシュ、乾いたテッシュ、下着1枚、服を抑える洗濯ばさみなどです。
    旅行に行く場合は、旅行日数分プラス2~3枚少し多めに持っていくことをお勧めします。

    海外へ行く際の準備

    装具の準備

    国内旅行中に交換する回数よりも多めに装具を準備し、スーツケースと機内持込のバックに交換用具一式をいれましょう。スーツケースに装具を詰める場合は、破損しないように購入時の箱のままか、つぶれない箱に入れてください。
    緊急時にはトイレの中でも装具の交換ができるよう準備しておきましょう。

    機内持ち込み荷物

    濡れティッシュやビニールテープ、ビニール袋は機内持ち込み荷物に忘れずに用意しましょう。

    ただし、はさみは機内持ち込み荷物にいれないよう気をつけましょう。
    (テロ以降警戒が厳しくなり没収されるため、スーツケースに用意しておきましょう)

    飛行機内の座席

    機内座席の希望を伝えましょう。
    (身体障害者手帳と人工肛門であることを説明すると優先的にトイレの近くの座席や、足が伸ばせる座席を選べます。)

    渡航中の衛生面

    地域によっては衛生状態が悪い場合があるので、洗腸を行なう際にはミネラルウォーターを使用することをお勧めします。

    渡航先でのトラブル

    渡航先でトラブルが生じた時のために、各国に患者会が設置されています。
    すぐに相談できるように渡航先の国際オストミー協会の連絡先を確認しておきましょう。

    飛行機内での注意点

    離陸、着陸時には、必ずトイレに行き便を捨てておきます。(機内は気圧調整があるため、突然離陸時にパウチ内が膨らむ可能性があります。)
    機内のトイレで便の匂いが気になる場合は、消臭スプレー(匂いを分解するタイプ)を持参します。

    宿泊先での注意点

    交換後の装具はビニール扱いで廃棄しますが、ホテルでは女性用の生理用くず入れに入れるとよいでしょう。この際、不透明なビニール袋もしくは新聞紙にくるんですてるとよいでしょう。

    stoma